.hack signというアニメ

僕はオタクといえるほどアニメに精通はしていないが、どうしてもこのアニメのレビューを書きたいと一時間に三回くらいは思う日々を送ってきたので、今この時、その日々に終止符を打ちたいと思う。

ざっとこのアニメに対する僕の感想を言おう。

いちばんすき。

僕は今まではアニメだとエヴァがおそらくランキングの首位にたっていたが、それをこのアニメが塗り替えた。

まず音楽が最高。物語の合間に流れるBGMがこのアニメの雰囲気、かっこつけていうと世界観の造成に大きく寄与していることは言うまでもないので、もしこの記事をみてこのアニメをみる人がいたら意識して聴いてほしい。いや、意識せずとも引き込まれるはずだ。そしてね、エンディングが神。なんだろう。懐かしい感じがする。聴いてると。この曲だけずっと巻き戻して聴いてたのを今でも覚えてる。

そしてキャラの濃さ。正直登場キャラは少ないけれどその分みんな独特な性格してて飽きない。主人公は病んでる少年?少女?なんだけどその主人公に対して登場人物が様々な感情を抱いて関わっているからだと思う。好意、自分の信念、ただ面白いから。ちなみに僕のお気に入りは、2、3話しか登場しない脇役のA-20ていう女の子です。

正直ストーリーはSAOと被ってる気もするんだけど、僕はSAOとは別物だと思う。

このアニメは戦闘とかを楽しむものじゃなくて雰囲気を味わうものだと思うので、日々の生活がつまらないと感じている人はぜひ見てみてください。


ネトゲの友達と決別した

僕の今ハマってるモバイルレジェンドというゲーム、何故そのゲームにハマっていたかというと、リアルも含めて一番仲の良いフレンドがいて、一緒に試合するのがとても楽しかったからだ。少なくとも僕はそう思っていた。

まぁ、そのフレンドを彼としよう。彼との付き合いは長く、それなりに冗談の通じあえる仲だった。試合中にお互いをディスりあったりするのは日常茶飯事だった。

兆候はあった。最近、彼は冗談というよりはマジな方で僕をディスっていた。当時の僕はいつもの茶番だろ、とほくそ笑み、お返しに彼のことをディスった。それから崩壊へはあまり時間はかからなかった。ある試合中に彼がマジギレし、その試合以降僕と一緒に行かなくなった。

彼とはまだフレンド状態だったが、僕は彼が他の人と試合に行っているのをフレンドリストからまざまざと見せつけられる形になり、胸が苦しかったので、自分からフレンド解除してしまった。

今さらながら後悔してるけどもう俺に残された道はモバレジェで天下とって彼を見返すしかない。ガチ勢になります。

僕の黒歴史〜中学・裸で救急搬送編〜

あのエロサイト事件以来、家族との溝が深まった僕であったが、中学2年生の冬休みのある日、些細なことで父親と喧嘩をしてしまう。結構激しめの。それも僕がインフル感染中に。(父は知らなかったらしい。)

胸ぐらを掴む父。僕は抵抗するもやはり力はあちらの方が上。なす術無しか。いや、まだだね。今着ている服はインフルで寝込んでいたため寝巻き。首元がゴムで通してある柔らかいやつ。瞬間、ヘビの脱皮が脳裏をよぎる。勝った。立ち幅跳びの予備動作よろしく体を瞬時に沈める。父の掴んでいた寝巻きは既にもぬけの殻さ。上半身裸の僕は階段を下り一階の玄関近くまで逃げる。(今までの闘争は二階で繰り広げられていた)正直、呆れられて追ってこないと踏んでいた。甘かった。階段を駆け下りるものすごい足音が迫り来る。猪突猛進とはこのことか。混乱。この後の戦略を考えていなかった。脳は思考を停止していた。しかし防衛本能はしっかり機能していた。僕はそのまま白銀の世界へと、雪を見た犬のごとく駆け出した。犬と違って絶望にかられてだが。ここであることに気づく。僕は上半身裸だ。そしてここは外。やばい。このままだと警察のお世話だ。かといって勢いよく飛び出したのにノコノコと家に戻るのも恥ずかしい。待てよ。後ろから母が連れ戻そうと追いかけてきている。これに捕まってしまえば正当な理由で家に戻れる。よし、一芝居うとうではないか。わざと雪に足をとられて転んだふりをする。僕は何も分かっていなかった。裸で雪に抱かれることがどういう事かを。雪に身を預けるやいなや、僕は呼吸ができないことに気づく。そして気絶したらしい。そのまま僕は救急搬送されたそうだ。

ぼっちになりました 大学編

僕の思い描いていた大学生活は、完全に個人単位での行動が主流で、人間関係なんて面倒くさいものはやりたいやつだけがやればいいような世界だった。しかし、僕の入った大学は高校のようにクラスのようなものがあって、入学式の後、そのクラスで自己紹介のようなものが催された。催されてしまった。

突然に開始の口火を切る教授。僕は好きな食べ物などを言って適当に切りぬけようと思っていた。しかしその計画はやすやすと打ち砕かれた。世界は僕をいじめるようにできていた。

みんな趣味のレベルが高い。スポーツ観戦くらいでも見劣りするぐらいのレベルの高さ。美術館巡り、西洋の戦争の歴史、ギルガメシュ叙事詩。なんだこいつらは。やばい、入る大学間違えた。趣味を言うたびに湧き上がる賛美の声。教授も興味深々に質問し、さらに本人の理解が深まる。やばい、僕もカードを切らねば。乗り遅れてしまう。しかし人に誇れる趣味なんて。僕は一日中ゲームしてるようなやつだ。どうする?趣味はありません、自分はつまらないやつです、と白旗を揚げるか?いいや、やってやる。おまえらに見せてやるよ。世界をひっくり返してやる。今思えばなんてバカバカしいんだ。しかし当時の僕は本当にこんなことを考えていた。アドレナリンが体内を駆け巡る。脳が沸騰する。心臓が音をたてて煮えたぎる。

そしてきた僕の番。

〜です。〜からきました。

僕は見た目がお世辞にもいいとは言えないため、案の定教室は静寂に包まれる。目にもの見せてやるよ。

趣味は、、、深夜徘徊です。

静寂に包まれていた教室がさらに虚無の世界へと昇華する。スベった。

もう書きたくない。あとは想像できるよね。今日はおわり。